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Q4. なぜ争いはなくならないのか?


A4. 人が皆「この身体が自分だ」と考えているから


解説:

この身体が自分=エゴ意識

物質的な肉体ではなく、すべてが繋がっている本来の心(Original Mind)が人間の実体なのですが、それに気付かなければ「この身体が自分」と思い込み、エゴ意識が発達するので、自分の利益を考えて争うようになります。脳は分離を見て、心は繋がりを観る傾向があるので、五感覚・脳ではどうしても「AさんとBさんは違うし、私は私」と認識してしまうのですが、心は無意識の奥深くですべての存在と繋がっているので、そのことに気付くと分離がなくなり「すべてが自分」であることが自明となります。

例えば、ラーメンを食べるときに親指と小指が利害関係の調整なんてしないですし、右手と左手が主義・主張の違いでケンカなんてしないのが普通だと思います。しかし会社では、ひとつのプロジェクトを遂行するにも関係者の利害関係の調整が必要になりますし、テロリストと国家の間では考え方の違いによる摩擦・衝突が絶えません。仮に、自分の指と手のように、個人は肉体的には分離しているけれど(指)、心(集合無意識)では繋がっている(手)と考えてみると、いかがでしょうか?

イメージしてみて下さい、中指が隣の薬指を見て「あなたばっかり指輪をしている」と嫉妬したり、親指が他の指と比べて「自分だけ背が低いから他の指より劣っている」と嘆いたり、人差し指が小指をさして「おまえは本当に仕事しないよな」と文句を言ったりする風景を。

こんな状態で人間が個人個人の才能を開花させることなどできるのでしょうか?


「小さい自分(身体人間)」→「大きな自分(心人間)」

繋がって存在している:すべて自分だ、と分かれば、多様性を楽しむ世界なのですが、この身体だけが自分だ、と思えば、異質性を排除する世界も作られます。

小さい自分(指)から大きな自分(手)になれば、指(個人)と指の間の争いはなくなりますし、右手と左手も自分であることに気付けば、腕(国家)と腕の間の争いもなくなります。人間とは本当はこの身体ではなく、すべて繋がって実在している本来の心(Original Mind)が本当の自分自身なのですが、その「本来の心(本当のあなた自身)」が何なのか?なぜ、五感覚・脳はそれを理解していないのか?が明確にならない限り、人間社会から争いが消えることはありません。

これからの時代は、この身体が自分だと信じる「小さい自分」を卒業し、すべてと繋がった本来の心こそが本当の自分自身であると確信する「大きな自分」へのパラダイムシフトが必要となります。



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