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Q11. なぜ殺人は起こるのか?


A11. 相手の考え・感情・性格を変えることが難しいから


解説:

人を殺したくなる理由

ニュースでは毎日のように殺人事件が報道されていますが、人が人を殺したくなる理由とはなんでしょうか?それは、相手の考えや感情・性格を変えることは、相手の身体を殺すことより難しいからではないでしょうか。異性にフラれて無理心中を図ろうとしたり、ストーカーを重ねて相手を殺してしまうようなケースでは、「自分に振り向いてくれない相手の感情」を変えることもなくすこともできなくて、本当はその思考を殺したいのに、それができないから相手の身体を殺してしまうのではないでしょうか。

秋葉原で起きた事件のように、一見無差別に見える通り魔事件も、この社会の環境や経済的な現実を変えることができず、その憎しみの対象を個人ではなく現代社会に投影して、しかし世間の考えや社会の性格を変えることができないという絶望から、一般的な社会人を殺すという行為に至ったのではないでしょうか。

私は中学生の頃、虐めを苦に自殺しようしたことがありますが、これも虐めっ子の考えや性格を変えることができない自分、苦しさに耐えられない自分の感情を無にすることができなくて、そんな自分(の考えではなく身体)が死ねば楽なると考えたことが原因だったように思います。

殺人に至る前の争い・衝突・葛藤も、問題の本質は同じではないでしょうか? 相手の考え・感情・性格を変えることができないから、相手の存在を否定し・攻撃するのではないでしょうか?


人を変える力

国家間の争いに目を向けてみても、ブッシュがフセインを殺した理由は同じではないでしょうか。サダム・フセインの考え方・思い方・価値観・判断基準を変えることができれば殺す必要はなかったのでしょうが、それができないから死刑にするという安易で手っ取り早い道を選択したのだと思います。しかし、アメリカがイラクに侵攻してから5年以上が経ちますが、世界の警察とも言われた軍事大国の巨大な力をもってしてもイラクの人々の考え方を変えるどころか、米国に対する憎悪を拡大させてしまっているようにしか見えません。

暴力や恐怖の力で人の心を変えるのは、かなり無理があると思います。ましてや財力や権力では、好きな人の気持ちひとつも変えられないのではないでしょうか。いったい、何があれば人の心を変えることができるのでしょうか?

愛があれば〜、と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、そもそも愛とは何なのでしょう?

変化を起こす力の正体でもあり、愛そのものでもある「なにか」をアインシュタインは物理学の力の法則として説明しようとし、キリストは神の愛として表現し、老子は道(タオ)で、釈迦は空(くう)で表現しました。それが一体どのようなものなのか?その答えを知る人物は現代のアメリカや日本にも登場しています。

本物の変化を興すことができる力の正体とは何なのか?興味のある方は、是非彼らの声に耳を澄ましてみてください。



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