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第8章 新発見の価値


何を見つけたのか

Science without religion is lame, religion without science is blind.
「宗教抜きの科学は足が不自由も同然であり、
 科学抜きの宗教は目が不自由も同然である。」
  ――アルベルト・アインシュタイン

近代科学の発展によって、この数世紀ほどの間に私たちは物理的世界の神秘をより深く、より遠くまで知ることが可能になりました。 しかし、外の世界がより詳しく見えてくるのと引き換えに、 自分たちの内面を観る眼はどんどん曇ってきているのです。 自分探しをしたり、ヨガの瞑想に凝ったり、座禅を組んだりすることも、すべて自分の内側(意識の奥)に目を向ける行為ですが、 意識の奥の奥の奥にある本来の心を探ろうとするこうした方向性の究極にあるものが悟りでした。そして逆に外側に目を向け、 存在を細かく分けて素粒子のレベルにまで分解し、極微の量子世界を探求しているのが現代の科学です。

この外側に目を向けてきた科学と、内側に目を向けてきた悟りが出会う点が「-5- 人間の再定義」で ご説明した“振動するひも”を構成している“なにか”です。この“なにか”が、 すべての存在の材料(Something Great)であり本来の心(Original Mind)でもある“ひとつ”である、 ということを世界で初めて発見されたのがNohJesu氏でした。

Noh Jesu氏の発見された“次元上昇したひとつのイメージ”の意味を一言で表現するなら 「科学と悟りを融合させる観点」と云うことができると思います。

現在、宇宙のあらゆるメカニズムを説明できる万物理論の最有力候補がM理論ならびに超ひも理論なのですが、 物理学は精神性や人の心の働きを考慮に入れた学問ではない為、素粒子の解明が進んでも心の解明には 結びついていない現実があります。片や座禅・瞑想・ヨガなどの内側を探る試みは、悟りの境地に達しても その“なにか”を科学と結び付けて表現することができずにいました。NohJesu氏が得た「観点」とは、 この科学(外側を観る観方)と悟り(内側を観る観方)の概念を融合させるイメージに他なりません。

このアプローチの重要性をいち早く説いていた人物がいます。 ミリオンセラーになった『最強組織の法則−新時代のチームワークとは何か(徳間書店)』を執筆し 「学習する組織」を提唱されてきたマサチューセッツ工科大学(MIT)スローン校 経営学部 上級講師の ピーター・センゲ氏です。

彼が近著『出現する未来(講談社)』で提唱されている「U理論」という概念は、 意識の内側へと潜り(センシング)今・ここ(プレゼンシング)を感じ、現実化させる(リアライジング) というUの字の工程を経て真実が解るという概念ですが、彼も “センシング”する方法(瞑想やヨガ・座禅など内観系のHow)は世界に複数存在するものの “プレゼンシング”で出会う深い源(老子の道徳経にあるタオ、玄、妙衆の門)が何なのか、 “リアライジング”が何を意味するのかについては深い洞察が得られず、未だイメージが明確 でないため「何が必要か検討がつかない」と述懐されています。

“次元上昇したひとつのイメージ”から見たとき、この“プレゼンシング”は色即是空でいうところの 空であり、老子の記したタオであり、キリストの唱えた愛そのものだと認識でき、科学的にその 材料・構造・動き・模様・メカニズムなどを説明することもできます。 また“リアライジング”にあたる“なにかひとつ(Something Great=Original Mind)”から どのように暗黒物質(ダークマター)や量子が誕生し、力や光、粒子や物質となって 目に見える世界が生まれてきているのかを説明する理論も既に完成しています。

Original MindとSomething Greatの世界を主観的に表現するのではなく、科学と悟りの両面から語るには、 人に説明する為の“イメージの道具”が必要になります。「すべてはひとつ」「すべては繋がっている」 という趣旨のメッセージを発せられる方々も最近では増えてきていますが、ではその「ひとつ」とは何なのか? 材料や構造を説明できるのか、その「ひとつ」からどのようにして2つ以上の素粒子や118種類の元素や 175万種類以上の動植物が生まれたのか?それを存在の基本単位から説明できるのか、この2点は “疎通の道具”があるから説明できる世界であり、これこそが新発見の意味でもあります。

どのぐらい価値があるのか

この新発見にはどのぐらいの価値があるのでしょう? 「人間とは何なのか」を始めとした本質的な問いに対する答えが得られる他、 見えない価値をあげればきりがないと思いますが、見える価値はどうでしょうか?2007年に京都大学の山中教授が発表された iPS細胞(万能細胞)を例にみてみましょう。山中教授らの成功には2つの大きな意味があります。1つは、皮膚等の体細胞を 使うために受精卵を万能細胞として使う技術とは違って倫理的な問題が回避できること、もう1つは、自分の傷付いた細胞や 臓器などを自分の細胞で作製できる再生医療に大きな道を開いたことです。

この発見はノーベル賞級と評され、国家予算も付けられて日本の宝として育てていこうという機運が高まっていますが、 その内容は右図のように、本人の皮膚などから体細胞を採取し、初期化してiPS細胞を作製した後、 それを心臓・肺・血液など望む部位に培養できるというものです。今まではその存在自体は知られていたものの、 初期化して培養するプロセスが不明でした。これを発見したのが山中教授らの価値なのです。

先のピーター・センゲ氏のU理論でも同じように、プレゼンシングとリアライジングの存在は知られているものの、 如何に意識を初期化(無我に)することができて、如何に空からこの複雑な世界を形作られるのかを説明することが できませんでした。そのプロセスを明確にしたのがNohJesu氏の価値なのです。

山中教授らの発見には34億円以上の国家予算が付きましたが、細胞ではなく分子のレベルまで初期化した後に商品を創る 炭素繊維などナノテクノロジーの分野では2015年の売上高が東レ1社でも500億円になる見通しです。 そしてアインシュタインの相対性理論の発見がなければ、現在の7,000兆円の市場は生まれてなかったろうともいわれており、 もしエジソンが電気を発見しなかったら現代文明自体が生まれなかった可能性もあります。

この観点でNohJesu氏の発見を観た際、相対性理論以上の価値(市場価値9,000兆円以上)があり、 新しい文化・文明を生むだけの究極のエッセンスを内包していると考えられます。

「人間とは何なのか」「人類はどこから来てどこへ行くのか」などの答えが明らかになることで、 教育やコミュニケーションの在り方は激変するでしょうし、経済や政治の在り方も同時にシフトチェンジして 行かざるを得ないでしょう。そしてこれまで細分化を極めた学問の統合化が始まり、物質と精神に対する 観方が変わることで心の問題や宗教の問題も融解してゆく、まったく新しい社会を創造することが可能になります。

もし、あなたが石油を見つけたばかりのロックフェラーや、相対性理論を発見したばかりの アインシュタインと知り合いだったら、次のうちどの生き方を選択されるでしょうか?

1.共に新しい世界を創造してゆく
2.ビジネスパートナーとして一緒に仕事をする
3.商品が出来たら客として購入する


自分だったら1か2の生き方を選択したい!と思われた方は、是非下記お問い合わせよりご連絡ください。 3を選択された方も、本質の内容を知れるアドバンスセミナー他、幾つかのイベント・セミナーを開催しておりますので、 もし興味があれば是非ご参加いただければと存じます。

次章では、なぜ日本に可能性があるのかについて観ていきたいと思います。


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